せきぞうえんめいじぞう(だんのこしおれじぞう)
石造延命地蔵(段の腰折地蔵)
県指定 有形文化財 【指定年1959年】 分類/建造物(石造物)
解説
本石仏は、和泉砂岩(いずみさがん)の一石で造られており、台座に岩座を刻み、その上に舟形光背(ふながたこうはい)つきの地蔵菩薩立像(じぞうぼさつりゅうぞう)を彫り出している。朝間地蔵等と一連のもので、材質・手法ともに同じ様式である。足部を折損しており、通称「腰折地蔵」と呼ばれている。腰痛の患者が祈れば治ると言われ、割れ目に白布を巻く風習がある。総高132cm、像高90cmで、像の正面に「正平十二年丁酉三月三日 藤原友重」(1357)の銘文がある。
所有者:個人
所在地:新見市唐松
公開状況:公開
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