ろっかくせきどう
六角石幢

県指定 有形文化財 【指定年1959年】
分類/建造物(石造物)

解説

本石幢は、基礎、幢身(どうしん)、笠、相輪(そうりん)の一部からなっているが、幢身のみ当初のもので、他は近世の宝篋印塔(ほうきょういんとう)の部分を組み合わせたものである。総高120cm、幢身は安山岩で六角形に柱状、背面を除く五面に蓮華座に立つ仏像を肉彫りしている。背面に、「康應二年三月廿一日」(1390)「窟現禪尼」と銘文が彫られている。神応寺は南北朝期の応安6年(1373)高庵芝丘(こうあんしきゅう)によって開山された臨済宗の寺院で山号を霊感山と称する。

所有者:神應寺
所在地:新見市神郷下神代(神應寺)
公開状況:公開

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