ほうこくあん
方谷庵
県指定 記念物 【指定年1965年】 分類/史跡
解説
本庵は、継志祠堂(けいししどう)ともいい、山田方谷(1805~1877)が明治3年(1870)小阪部(おさかべ)に隠棲(いんせい)したのち、明治5年に外祖父母を葬る金剛寺境内に建立した小庵である。外祖父母を祀る持仏堂(じぶつどう)であるとともに、方谷が足しげく訪れ、心を慰めたところでもある。小庵は、方谷自身が創庵したもので、仏壇に位牌を祀る仏間3畳と、炉のある床の間3畳を中心にした平屋建(ひらやだて)、切妻造(きりつまづくり)、桟瓦葺(さんかわらぶき)(元は柿葺(こけらぶき))の簡素な茶室風の建物である。
所有者:金剛寺
所在地:新見市大佐小南
公開状況:外観公開
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