もくぞうあみだにょらいざぞう(とうせんじ)
木造阿弥陀如来座像(湯川寺)

市指定 有形文化財 【指定年1969年】
分類/彫刻

解説

本像は、檜の寄木造(よせぎづくり)で、頭部は耳の前と後で3材を寄せ、体部はさらに正中線を矧(は)いでいる。両肩・膝部に別木を矧ぎつけ、腰部には三角材を置いている。もとは漆箔像(うるしはくぞう)であったと考えられる。総高136cm・像高88cmで、右肩から手首にかけては後補で、中指を欠損している。端麗(たんれい)で温和な表情をしており、14世紀以降の作と考えられる。

所有者:湯川寺
所在地:新見市土橋
公開状況:公開(要連絡)

市指定一覧に戻る

指定全体一覧に戻る