あたごやまよこあなぐん
愛宕山横穴群

市指定 記念物 【指定年1969年】
分類/史跡

解説

本横穴群は、哲西町矢田土井(やだどい)、池の鳴山(通称愛宕山(あたごやま))山林中に約15基が一列に並び群をなして造られており、これらはいずれも古墳時代後期(6−7世紀)のものと推定されている。この形態の横穴墓は出雲地方で多く見られるもので、それが備中北部に分布することは、一説には、吉備勢力側の意思によって山陰から生産等に従事した人たちを吉備国に移住させ、その人々が埋葬するにあたって故郷の墓制(ぼせい)を基に築造したと推察されている。

所有者:個人
所在地:新見市哲西町矢田
公開状況:公開

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