もくぞうじぞうざぞう
木造地蔵座像

市指定 有形文化財 【指定年1971年】
分類/彫刻

解説

本像の表情は快慶(かいけい)の作品に似ているが、なだらかな衣紋(えもん)の線などから運慶(うんけい)の作品に近いとされ、室町時代の作と考えられている。法音寺(ほうおんじ)は、明治時代初年の廃仏令により廃寺となり、本像は本山の神応寺に移されたが、毎夜本堂の床へ転げ落ちるので、元の法音寺址へ小堂を建て安置したと伝えられている。

所有者:河原部落
所在地:新見市神郷下神代(法音寺)
公開状況:公開

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