みちしるべ「こんひら、たいしゃく、ふきや」
道しるべ「こんひら、たいしゃく、ふきや」

市指定 有形文化財 【指定年1978年】
分類/建造物(石造物)

解説

本道しるべは、哲西町上神代干子(てっせいちょうかみこうじろほしこ)地区の南入口、標高397mの地点にあり、高さ約70cm、幅38cm、厚さ20cmの自然石で、正面に銘文が刻まれており、「右 こんひら たいしゃく」「左 ふきや」とある。伯耆国上石見、黒坂方面から来た道は神郷と哲西町との境になる京坊峠(きょうぼうとうげ)を越して、干子(ほしこ)地区に入り、南下して同地で二手に分かれる。左は神郷坂根(さかね)に出て、さらに釜谷(かまたに)、哲多町田淵(てったちょうたぶち)、哲多町矢戸(てったちょうやと)を経て高梁市成羽町吹屋へ通じる。ここから吹屋まで約6里(23km)、右はいったん勧請峠へ登り、哲西町上神代市岡を経て金毘羅宮(こんぴらぐう)のある哲西町矢田、さらに広島県東城、戸宇、帝釈に達する。

所有者:個人
所在地:新見市哲西町上神代
公開状況:公開

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