しおうじにおうもん
四王寺仁王門

市指定 有形文化財 【指定年1978年】
分類/建造物

解説

本門は、その名の通り木造仁王像一対(市指定)が安置されている楼門(ろうもん)である。その仁王像には元禄14年(1701)の銘があり、本門も同様の時期に建立された可能がある。伝医山四王寺(でんいざんしおうじ)は、弘仁9年(818)平安時代の初め頃、玄賓僧都(げんびんそうず)(734−818)によって開山され、慶長9年10月(1604)に寺領(じりょう)10石を下賜(かし)された古刹(こさつ)である。嘉永2年(1849)堂舎(どうしゃ)が焼失したが、仁王門と仁王一対は難をまぬがれた。

所有者:四王寺
所在地:新見市哲西町大野部
公開状況:公開

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