はいたぼとけ
歯痛仏
市指定 有形文化財 【指定年1978年】 分類/建造物(石造物)
解説
本石仏は、明本寺(みょうほんじ)境内にあり、高さ28cm、最大幅20cmの小形の如意輪観音像(にょいりんかんのんぞう)である。そのあどけない幼児風の顔で痛む歯をおさえるように右手を頬(ほお)にあてているところから、歯の痛みを止めてもらえる仏として親しまれている。この仏を参り、歯の痛みが治まれば、赤や白の紙で小さなのぼりを自分の年の数だけ作り、仏のまわりに立ててお礼参りを行う風習が古くからある。
所有者:明本寺
所在地:新見市哲西町八鳥(明本寺)
公開状況:公開
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