ほうきょういんとう
宝篋印塔
市指定 有形文化財 【指定年1978年】 分類/建造物(石造物)
解説
本塔は、新見市立哲西中学校の敷地内にある結晶質石灰岩(けっしょうしつせっかいがん)で造られた宝篋印塔(ほうきょういんとう)で、相輪(そうりん)と塔身が失われている。台石に「至徳元年十一月二十日」(1384)と刻まれている。矢田石仏(文永2年〔1265〕)や神応寺(じんのうじ)(神郷下神代)にある六角石幢(ろっかくせきどう)(康応2年〔1390〕)等とともに鎌倉時代から南北時代にかけて、当地の信仰心を物語ってくれる貴重な石造物である。
所有者:新見市
所在地:新見市哲西町畑木(哲西中学校内)
公開状況:公開
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