みちしるべ「ほんごう、ふきや、みやごうち、かわのせ」
道しるべ「本ごう、ふきや、宮川内、川のせ」

市指定 有形文化財 【指定年1978年】
分類/建造物(石造物)

解説

本道しるべは、哲西町矢田(てっせいちょうやだ)の金毘羅谷(こんぴらだに)を東に進み、奥地区に入ると、道が右手に分かれるところの標高約390mにあり、高さ75cm、幅36cm、厚さ34cmの角柱形を呈している。右は哲多町本郷(てったちょうほんごう)から高梁市の吹屋方面へ、左は哲多町宮河内(てったちょうみやごうち)からの川の瀬に達することを示している。川の瀬には大正時代(1912−1926)まで高瀬舟(たかせぶね)の川港があり、木材・木炭・まき等を高瀬舟に積んで倉敷・玉島方面に運んだ。江戸時代には備中松山(びっちゅうまつやま)(高梁市)へ年貢米もここから運ばれた。

所有者:個人
所在地:新見市哲西町矢田
公開状況:公開

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