くにさかいしるべ
国境標

市指定 記念物 【指定年1978年】
分類/史跡

解説

本標石は、高さ170cm、幅23cm、厚さ20cmで、頂部が角錐形をした石造角柱である。江戸時代に作られたもので、国境標としてその価値は高い。本標石には、正面に「従是東 備中国」、背面に「哲多郡大竹村」と刻まれている。一時、大竹艮神社の境内に移されていたが、現在は元の位置に移築されている。なお、隣接する広島県庄原市側にも同形式の標石があり、正面に「従是西 備後国」、背面に「奴可郡 福代村」と刻まれている。この標石は複製品で、本物は庄原市東城町の徳了寺に移築されている。

所有者:新見市
所在地:新見市哲西町大竹
公開状況:公開

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