だいちんじのつくばね
大椿寺のツクバネ

市指定 記念物 【指定年1986年】
分類/天然記念物

解説

本ツクバネは大椿寺境内にあり、形が珍しいので多くの人が持ち帰り移植するが、半寄生植物のため活着(かっちゃく)しづらいようである。また城谷奥仙石山付近、蚊家天王山、舟原の鳥居付近にも自生している。ツクバネは、山地に生じる半寄生植物の灌木(かんぼく)で、樹高2−3m、葉は長楕円形で先端尖鋭(せんえい)で対生する。雌雄異株で8月から10月頃枝(ぎ)梢(しょう)に雌花を単生し、雄花は数個叢生(そうせい)し開花後結実する。苞4個は果実と共に残り、形が羽子板の羽根に似ているところからその名が付けられた。

所有者:大椿寺
所在地:新見市哲多町花木
公開状況:公開

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