せきぞうかんのんじごりんとう
石造観音寺五輪塔

市指定 有形文化財 【指定年1988年】
分類/建造物(石造物)

解説

本塔は、粒状石灰岩の五輪塔と台石がセットになっている形式で、風化が著しく外形の変化が進んでいる。全体的に重厚さがないところから、制作年代は室町時代中期以後と推定される。高さは141cmで、台石を合わせると174cmを測り、地輪の幅は50cmである。また地輪には「享禄二年八月十八日」(1529)の銘があり、正面に種字が刻まれている。本塔についての記録・伝承等は不明である。

所有者:観音寺
所在地:新見市上市
公開状況:公開

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