にほんまつくにざかいあと
二本松国境跡
市指定 記念物 【指定年1988年】 分類/史跡
解説
新見市哲西町と広島県庄原市東城町との境、旧街道に接するところに御番所があった備中国と備後国の国境跡である。国境の語源になっている2本の松が道を挟んで備中側にあったが、その後枯れ、現在2代目の松が植えられている。この場所を訪れると木製の門柱(御境杭木(おさかいこうぼく))を見ることができる。備後側に浅野領の番所がおかれ、浅野領福代村の役人と備中側天領大竹村の役人がそれぞれ東西別個の控室に詰め、交代で1人ずつ中央の板の間に出張って国境警備にあたった。
所有者:新見市
所在地:新見市哲西町大竹
公開状況:公開
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