ゆずりはじょうあと
ゆずりは城跡(楪城跡)

市指定 記念物 【指定年1998年】
分類/史跡

解説

本城の築城者や築城時期については、資料がないために判然としないが、新見氏が築城者と言われている。永禄年間(1558~1570)頃、三村氏に攻められて新見氏は敗走し、かわって三村元範(みむらもとのり)が城主となって城の拡張・整備を進めるとともに、支城の整備も行った。本城跡は、標高420−490mで平地との比高約200−240mの南北に延びる尾根線上に築かれた連郭式山城(れんかくしきやまじろ)で、本丸・二の丸・三の丸からなる。本丸は、このうち最北の標高470−490mの尾根頂部一帯に築かれており、4つの郭で構成されている。備中地方北部では、備中松山城に次ぐ規模を誇っていた城として貴重な史跡である。

所有者:新見市
所在地:新見市上市
公開状況:公開

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