しおやまじょうあと・わきだけ
塩山城跡・脇嶽
市指定 記念物 【指定年2014年】 分類/史跡
解説
上熊谷地内にある塩城山(標高約590m)の頂上に築城された連郭式山城(れんかくしきやまじろ)で、多治部(たじべ)氏によって12世紀に築城とされる。100m満たない頂部の空間に面が確認でき、その最高所は約10m四方で櫓台(のろしだい)が置かれたと推定されている。その南東側に長さ約25m、幅約15mの曲輪があり、現在は神社が建っている。頂部の背後に当たる北西部には曲輪が3面続いており、その一つには帯曲輪(おびくるわじょう)状に尾根筋を廻っている頂部南側を下った箇所にも、幅約20mの曲輪があり、その側面には高さ約2mの石垣が築かれている。また本丸の東側には、山城の付随施設である脇嶽が築造されている。
所有者:個人
所在地:新見市上熊谷
公開状況:公開
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